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家相とは?鬼門や家相占いのポイント・家相が悪い家の特徴も解説!

2024.12.10

 

「家相」とは、方角と家の間取りを組み合わせて運気を見る考え方です。

占いと思われがちな「家相」ですが、実は環境学という学問のひとつです。

日本では風水と並べて紹介されることもありますね。

今回は、家相占いや家相を見る方法をご紹介します!家相が悪い家の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

 

1. 家相とは?


家相は古代中国に生まれた占いのひとつで、日本に入ってきてからは建築技術の進歩や気候風土、習慣などの影響を受けて変化しながら現代に伝わってきました。

初めは住みやすい家を作るための知恵でしたが、のちに陰陽五行説などの占いと結び付けられました。

現代では家相占いとして風水的な要素が多いですが、快適に生活をするうえで生活に必要不可欠な知恵なのです。

 

2. 家相の基本知識

 

ここからは、家相の基本的な知識について解説していきます。

 

 

 

 

2-1. 家相の歴史

 

 「家相」のもとになった「風水」は中国で生まれ、日本に伝わってきました。「風水」が親で「家相」が子となっており、親子関係のようなものといわれます。

 

家相のもととなったものは、中国から日本に伝わってきたといわれています。
同時期にインドから仏教が伝わって、神と仏が一体となる「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という日本独自の宗教観が登場しました。

神仏習合や陰陽道などの学問は、政治や歴史の動きに影響されて、日本独自の価値観が生まれてきたのです。


家相は明治時代に一度影を潜めましたが、その後太平洋戦争などを経て、いろいろと姿を変えながら現代まで残されています。

 

2-2. 家相と風水の違い

 

中国に伝わる風水は「陰宅風水(お墓のための風水技術)」と「陽宅風水(生きている人が暮らす住宅を見る風水技術)」がセットです。土地と建物などの位置から吉凶を判断するものと考えてください。

家相は、この「陽宅風水」が日本の風土、宗教観によって独自の発展を遂げた思想です。わかりやすく言うと、以下のように考え方の違いがあります。

 

・「家相」

 方位の吉凶は決まっているので、誰がどこに住むかは問わない。

・「風水」

 誰がどこに住むか、その人の生年月日などから天性の性質や運命を算出して吉凶を鑑定する。

 

3. 家相の見方

 

ここからは、家相の見方について紹介していきます。

 

3-1. 方位盤と間取り図の見方

 

家相の必須アイテムに「方位盤」があります。方位盤は方位を確認するツールで、家の間取り図とあわせて使われます。

 

方位盤には“八方位”が描かれています。八方位とは、東西南北の4つに北東・東南・南西・北西を加えて計8つに分けたものです。方位盤には八方位のほかにもいくつか種類があります。

 

<方位盤の種類と内容>

 

・十二支方位:干支に適した方位

・家族定位:家族に適した方位

・家相方位盤:設備ごとの吉凶

 

方位は「陰陽五行説」の、木・火・土・金・水の五行の関係性の吉凶で判断します。

 

方位盤で中心を取るには、建物の四隅の対角線が交わったところを中心とします。それを間取り図の中心とあわせて鑑定するようにします。

 

3-2. 「鬼門」と「裏鬼門」

 

鬼門とは、不吉とされる方角のことです。名前の通り、鬼門からは鬼(邪気)が出入りすると考えられてきました。

陰陽道では、北東と南西は陰陽の狭間で不安定になるとされ、裏鬼門も鬼門とセットで不吉な方角といわれています。

 

<鬼門>

・方角:北東

・十二支方位:丑寅(うしとら)

 

<裏鬼門>

・方角:南西

・十二支方位:申未(ひつじさる)

 

鬼門がある北方位は神聖な場所と考えられているので、「トイレなどの排泄物が残る場所を設置すると病気になる」という考え方もあります。

 

3-3. 「正中線」と「四隅線」

 

家の中心から南北・東西に引いた線を正中線と呼び、家の中心から南西-北東、南東-北西に引いた線を四隅線と呼びます。

 

家の中心は「太極(たいきょく)」と呼ばれ、神様とつながる場所とされています。

水回りや、玄関がここにあるのは厳禁とされています。

 

3-4. 「欠け」と「張り」

 

「欠け」は家の外形の引っ込んでいる部分、「張り」は出っ張っている部分です。張りの中で特に吉とされるのは、玄関部分の出っ張りがある家です。反対に家の四隅が凹になっている家は凶です。

 

3-5. 大切なのは水回り・火気・玄関

 

「太極」「鬼門」「裏鬼門」を「三所」と言い、玄関・キッチン・トイレを「三備」と言います。昔から、三所に三備を置かないようにする「三所三備」という言葉もあります。
現代においても、水回り・火気・玄関の位置は物件において最重要視されています。

 

3-6. リフォームで家相は変えられる

 

家相はリフォームなどで四隅が変わった場合、家相は変わります。

 

鬼門・裏鬼門といった方位もズレることになるため、リフォームをするときは改めて確認し直すのがおすすめです。

 

 

4. 家相でチェックすべきポイント

 

家相でチェックすべきポイントを確認しておきましょう。

 

 

4-1. 玄関

 

玄関は扉の開け閉めによって、運気が循環するといわれています。

 

<玄関があると良い方角>

・北東(鬼門)と南西(裏鬼門)以外

 

<玄関があると悪い方角・場所>

・鬼門、裏鬼門

・正中線、四隅線

・家族の十二支方位

・西の方角

 

玄関が凶の方角にあったとしても、「張り」があれば吉とされます。玄関部分が出っ張っているか確認しておきましょう。

 

4-2. キッチン

 

火と水の両方を扱うキッチンは、家の吉凶において重要な場所です。体が冷える北と太陽が沈む西が凶とされています。

 

<あると良い方角>

・東、東南

 

<あると悪い方角>

・鬼門(北東)、裏鬼門(南西)

・西、北

 

清潔さを保ち、生ゴミや調理の匂いがこもらないように換気するとよいとされています。

 

4-3. 寝室

 

寝室は家相でNGとされる場所はほとんどありませんが、安眠のため、騒音などが発生する道路に面した場所、キッチンや玄関のそばは避けましょう。

 

<避けたい方角>

・南

 

南は熱がこもるため、寝室には向かないといわれています。
なお、寝室は方位によって効果が変わるので以下を参考にしてみてください。

 

<方角別の意味>

・北:夫婦の関係をよくする

・西:疲れが取れる

・東:エネルギーを与えてくれる

 

4-4. リビング

 

リビングも設置してはいけない方角がほとんどありませんが、日当たりや通気性のよさ、清潔感などが求められます。

 

<避けたい方角>

・北、西

 

北は日当たりが悪く、西は西日が当たって落ち着かないため避けるのが無難です。反対に、東や東南は日当たりがよく太陽のエネルギーを受け取れるのでおすすめです。

 

また、吹き抜けは「欠け」の要素。大きすぎる吹き抜けは凶とされています。

 

4-5. トイレ

 

トイレは不浄なものが溜まるとされており、家相において最重要ポイントです。

 

<トイレがあると良い方角>

・東、東南

 

<トイレがあると悪い場所>

・家の中心

・正中線の上

・鬼門と裏鬼門を結ぶ線上

 

トイレは臭いや湿気で空気がよどむ場所なので、こまめに換気することが重要です。

 

4-6. お風呂

 

水回りであるお風呂も、家相では重要なポイントです。お風呂は体の不浄を落とす場所なので、湿気や汚れなどがエネルギーを下げ、健康面に影響がある場所です。

 

<避けたい方角>

・北東、南西

 

カビの発生を抑えたり、排水溝の掃除をして、換気で空気の流れを綺麗に保ちましょう。

 

4-7. 階段

 

気が流れる場所とされる階段は配置場所に気をつけましょう。

 

<階段があっても問題ない方角>

・北東(鬼門)、南西(裏鬼門)

 

<階段があるとよくない場所>

・家の中心部分

・玄関の目の前

 

家の中心部分に階段があると、凶相に加え、火が回りやすいので火災発生時に危険が高まります。

家の中心部分に階段がある場合は、カーテンなどで見えないようにするとよいとされています。

5. 集合住宅の家相の見方

 

ここからは、マンションなどの家相の見方について解説していきます。

 

5-1. 集合住宅の「中心」の取り方

 

マンションなどの集合住宅の場合は、方位の見方が2通りあります。まずマンション全体の中での自分の家の方位をみます。

 

マンションの中心を鑑定して、そこから羅盤のどの位置に自分の家があるかをみればよいのです。もうひとつは、一戸の家として鑑定する方法です。

 

自宅部分の中心を出して、そこから各方位をみる方法です。前者はマンション購入や引越しの際に、後者はインテリアや部屋の配置の際に活用するとよいでしょう。

 

5-2. 吉相の部屋

 

ベランダが東・南東・南に向いているならOKです。また、風通しや日当たりという意味では角部屋がよいとされています。

 

5-3. 階層ごとの吉凶

 

家相では6階建以上は凶相とされています。大地からのエネルギーを受け取ることができず、運気が下がると考えられているためです。

 

3~5階建ての建物に住むなら、奇数階である3階・5階がおすすめです。2階建てならば1階が理想ですが、隣に駐車場があるなら凶となります。

 

5-4. 間取りの吉凶

 

変わった形の間取りや、部屋に凹がある物件は凶相です。エレベーターや階段が自宅から見て鬼門にあるのも要注意。

一般的に隣接する部屋の都合上、中央に廊下・収納・水回りなどを配置している物件が多いため、部屋の中心や北側に水回りが集中していないかチェックしておきましょう。

また、採光の観点から南側にベランダがあることが多いため、北側に玄関があったり、水回りが集まってしまうことも。

部屋の中心は特に重要な部分なので、よく確認しておくことをおすすめします。
トイレやお風呂に窓があることで通気性がよくなるし、自然の光も入るので、よい運気が入ってくるでしょう。

キッチンも換気機能を確認し、こまめに換気するのがおすすめです。

 

6. 家相が悪い家の特徴

 

ここからは、家相が悪い家の特徴を紹介します。

 

 

6-1. 家相が悪い家はどうなる?

 

家相が悪い家の特徴として、鬼門と裏鬼門に玄関・水回り・キッチン・玄関・門などがあることが挙げられます。このような家は、住人に悪い影響が出ると考えられています。

 

凶の位置にトイレやお風呂があると、精神病、呼吸器疾患、血液の病気などのトラブルがあるといわれています。

 

玄関があると、仕事でリストラされたり、いじめられたりなど、人間関係のトラブルが起きるといわれています。

 

特に「火器」に関するものは首から上に影響があり、偏頭痛、精神病、脳の病気などの問題が出ると考えられています。

 

6-2. 家相が悪いときの対処法

 

家相が悪いときは、インテリアで変化させてみるといいでしょう。間取りを変更できない場合は家具などで吉凶を変えて、家全体の運気のバランスを取ります。


鬼門や裏鬼門に玄関・水回り・キッチンがある場合は、赤のマットなどの赤いアイテムを取り入れるのがおすすめです。昔から赤は鬼門封じの色とされています。

 

鬼門や裏鬼門にトイレがある場合は「炭」を置くようにしてみてください。悪臭を吸い取ってくれる炭は、不浄のニオイも吸収してくれます。

 

キッチンの場合は、消火器を設置しましょう。赤色の効果だけでなく、火事の万が一の備えにもなります。

 

玄関は靴を下駄箱にしまい、清潔に保ちましょう。傘立ては玄関先の北方向に置くと運気が上がりますよ。

 

知識のない人なら、「神棚」を置くのが最も手っ取り早いです。神棚は鬼門・裏鬼門を避け、東・南東・南の太陽が昇る方位に向けるように置きましょう。

 

7. 家相占いが気になるなら占いで聞いてみよう

 

家相について気になることがあるなら、「ココナラ電話占い」でプロの占い師に聞いてみるのもおすすめです。

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8. まとめ

 

運気の良い家で快適な暮らしをしたいと思うのは、今も昔も変わらないことですよね。中国由来の風水に日本独自の思想や学問が加わり、安心して心地よく暮らすために生まれたのが「家相」です。


「家相」には、快適な住まいに欠かせない、たくさんの知恵と工夫が詰まっています。
引越しやリフォームの予定がある方は、現状より快適に暮らすためのヒントとして、身近なところから取り入れていきたいですね。