マウンティングする人の心理とは?ターゲットの特徴と対処法
2023.08.06
職場や友達の中にマウンティングしてくる人はいませんか?
言葉にトゲがあったり、「自分の方が上ですから」といわんばかりに攻撃してきたり…。
マウンティングする人の心理って一体なんなのでしょうか?
そこで今回は、マウンティングする人の心理について解説します。
ターゲットにされる人の特徴や対処法についても解説しているので、マウンティングに悩む人は参考にしてみてくださいね。
目次
1. マウンティングってなに?
まず、マウンティングとは「相手よりも上であることをアピールする行為」のことです。
自分の努力で相手よりも優位に立てないので、「どうすれば相手よりも自分の方が上に立てるか」を考えてアピールしていく感じですね。
話に関係ないのに、学歴や職業、幸せアピールなどをしてきていたら、それはマウンティングかもしれません。
2. マウンティングする人の心理8つ
ここからは、マウンティングする人の心理8つについて解説していきます。
2-1. おせっかい
心理1つ目は、おせっかい。
自分の方が力がある、知識があると思っているからですね。
誰かを助ける事を口実にして、自分の力を見せびらかしたい感じです。
2-2. 目立ちたい
人を見下す人は、目立ちたいという心理も持っています。
- 称賛されたい
- 認められたい
- 注目されたい
自分の方が優れていると主張するのは、こうした「目立ちたい」という意識が強いためです。
2-3. 劣等感が強い
劣等感が強いのも人を見下す人のわかりやすい心理の一つ。
劣等感を補うために「私ってすごいアピール」をしているわけです。
外見や学歴、所有物などを自慢して自信のあるフリをしていないと、自分を保てません。
2-4. 承認欲求が強い
自分の優位性を主張したがる人は、「自分を褒めて!」という気持ちを強く持っています。
「他者からの承認」というものですね。
自分で自分を認められないがために、褒めてくれる誰かをマウンティングによって見つける感じです。
2-5. 自己肯定感が低め
自己肯定感が低いと人を見下したり、自慢したりしがちです。
自分に自信を付けるための方法として、マウンティングを選んでいるからですね。
いかに自分をよく見せて、羨望の的になるかが勝負です。
2-6. 頑固で自分の考えが絶対
人を見下す人は、自分の考えが絶対です。
誰よりも自分の意見が正しいと思っているため、人の意見なんて聞く必要がありません。
「我が強い」を「芯が強い」と勘違いしやすいので、マウンティング被害が大きくなります。
2-7. 弱い自分を隠そうとしている
マウンティングは自分の優位性を押しつける事ができるため、弱い自分を隠す方法として使う人もいます。
自分の優位性を示すことで、自信のなさや劣等感などを消し去るイメージですね。
2-8. 人を下に見ることで優越感を感じる
人を下にみることで優越感を感じようとする心理もあります。
「私の方が上よ」と主張することで、メンタルを保とうとしているのでしょう。
「頑張ってるな」くらいに思っておくと冷静になれますよ。
3. マウンティング女子の特徴8つ
マウンティング女子とは、一体どんな人をいうのでしょうか?
ここからは、マウンティングする女性の特徴について解説します。
3-1. 理想が高い
マウンティング女子は、理想が高い傾向にあります。
周りよりも優位な立場に立ちたいという思いがあるからです。
そのため、男性に求める条件も高くなってしまいます。
- 容姿端麗
- 収入が多い
いかに「自慢できる男性をゲットするか」が重要です。
3-2. 素直じゃない
マウンティング女子は、素直じゃないことも特徴の一つ。
- 自分の考えが一番正しい
- 弱い自分を受け入れられない
- プライドが高い
といった心理が隠れているからですね。
「面倒くさい」と思われるため、人から好かれない傾向にあります。
3-3. プライドが高い
プライドが高いという特徴もあります。
- 自分に非があるなんて認めたくない
- 負けたくない
- いじられるの無理
と思っています。
プライドが傷つく事をとても嫌うので、面目を潰されようものなら全力で反撃してくるでししょう。
この手の人は面倒くさいので、意見したくなってもSNSなどの書き込みはスルーが賢明です。
3-4. ブランド品が好き
人よりも優位に立ちたい人は、ブランド品が好きな傾向にあります。
ブランド品は持っているだけで「私はすごい感」が出るアイテムだからです。
ものの価値をわかっているというよりも、「ブランド品を持っている」という事実が大事なのでしょう。
3-5. アドバイスが上から目線
特徴5つ目は、アドバイスが上から目線ということ。
アドバイスすることで、自分の方が上だと主張できるからですね。
- 「大丈夫だよ!すぐに彼氏見つかるから」
- 「こっちのメイクの方が似合ってる~」
などと、親切心…と見せかけて、さりげなくマウンティングしてくるため要注意です。
3-6. 周りからもてはやされたい
マウンティング女子の特徴に、周りからもてはやされたいという願望があります。
人よりも自分が優位であると示せば、優越感に浸れますからね。
「○○さんがいてくれてよかった」なんて言われたら、嬉しくて舞い上がってしまいますよ。
3-7. 自分が一番でないと気が済まない
優越感に浸りたいと思っている人は、何でも自分が一番じゃないと気が済みません。
勝ち負けが最も重要だからです。
自分よりも上の人がいると、マウンティングの行動に出ます。
自分が勝つためには、手段を選ばないといった感じです。
3-8. SNSはリア充アピールの場と思っている
SNSはマウンティング女子にとって、最高のリア充アピールの場になっていることも。
- 彼と一緒にオシャレなレストラン
- 友達と一緒にホテルのラウンジでお茶
- 早く結婚できて最高といわんばかりの結婚報告
などなど、「自分って幸せ!」アピールが強めです。
4. マウンティング男子の特徴5つ
ここからは、マウンティング男子の特徴5つを解説します。
4-1. 負けず嫌い
特徴の一つ目は、負けず嫌い。
自分が人よりも優位であると周りに認めてもらう事でしか安心感を得られないからです。
こういった面倒くさい男子と上手く付き合っていくには、
- 男性の闘争本能を理解する
- うまく操作する方法を身につける
といった事が大切ですね。
4-2. 基本的に否定する
マウンティング男子が基本的に否定姿勢なのは、自尊心が弱いからです。
自己肯定感の低さや不安感からマウンティングして少しでも自分をよく見せようとします。
自分の考えが正しいという根拠のない自信があるため、ストレートに否定してくるのが辛いところです。
4-3. 学歴や身分を自慢する
マウンティング男子には、学歴や身分を自慢する人がいます。
自分の代わりに「すごいね!」と褒めて欲しいからです。
本当に能力があって、周りからの評価も高いなら、学歴や身分をわざわざいうこともありませんよね。
4-4. コンプレックスがある
コンプレックスがある男性もマウンティングしがちです。
劣等感をマウンティングすることでなくそうとするからですね。
劣等感を自分の努力ではなく、マウンティングで消そうとしている感じです。
4-5. 付き合っている人のスペックをディスる
マウンティング男子は、付き合っている人のスペックをディスる傾向にあります。
中には「目を隠せば女優の○○に似てるのにね」などのようなひどいことを言ってくる強者も。
マウンティングの沼に落ちると、相手の気持ちに鈍感になってしまうのでしょうね。
5. マウンティングの具体例
「みんなはどんなマウンティングをされてるのかな?」と気になることってありますよね。
そこで、ここからはマウンティングの具体例についてご紹介します。
5-1. モテるアピール
「学生の時からモテてて、断るのが大変」「彼氏がいるのに告白されたんだけど~」などのモテるアピールをしてくる人も。
「自分はまだまだイケてますよ」「女性としてあなたよりも上なんですよ」とアピールしてきます。
この手の女性は、否定したり反論したりすると逆効果です。
「そうなんですね~」で切り抜けるのがベスト。
5-2. 学歴や身分を自慢する
学歴や身分を自慢する=ネームバリューを引き合いに出すというマウンティングですね。
どんなに関係ない話をしていても、学歴や身分の話をしてきます。
- ○○先輩は○○大学の先輩なんだよね
- 過去に○○商社に勤めてたんだよね
などと何かにつけてネームバリューを引き合いに出してくる感じです。
5-3. 相手が大人しいと偉そうになる
大人しい人を相手にしたマウンティングはとても多いです。
反論してこないのをいいことに、どんどん偉そうになります。
大人しい人はマウンティングする人の弱さや劣等感を隠すのにちょうどいい相手というわけです。
5-4. 恋人がいない人にのろけ話をする
わざわざ恋人がいない人にのろけ話をするマウンティング女性は非常に多いです。
「今日彼との記念日なんだよね~!」「誕生日プレゼントに指輪もらっちゃった」などと、いちいち報告してきます。
常にキラキラした生活を送っているとアピールしたいのでしょう。
6. マウンティングされやすい人の特徴とは?
マウンティングされない人になるためには、まずマウンティングされやすい人の特徴を知ることが大切です。
そこでここからは、マウンティングされやすい人の特徴をご紹介します。
6-1. 魅力的な人
魅力的な人がマウンティングされやすいのは、自分に持ってないものを持っているからです。
「自分よりも魅力があって、目立つ人は許せていない!」という思考ですね。
マウンティングする人にとって、周りからの注目がなくなるのは恐ろしい事なのでしょう。
6-2. 自己肯定感が低め
自己肯定感が低めの人は、反撃される心配がないのでマウンティングのターゲットになりやすいです。
自信のなさがマウンティング欲に火をつけてしまいます。
マウンティングしてくる人の前だけでも自信があるように振る舞うことで被害を減らせますよ。
6-3. 素直な心の持ち主
素直な人は、マウンティングされてもまっすぐに受け取ってしまうため、ターゲットになりやすいです。
- 聞かれてもありのまま答えない
- 物理的な距離を取る
- 誰に対しても素直じゃなくてもいい
といった行動・思考を持って対処しましょう。
6-4. 人の意見に流されやすい
人の意見に流されやすい人は、マウンティングのターゲットになりがちです。
マウンティングする人の「自分の考えを通したい」という欲望を叶えてしまうからですね。
定期的に一人で考える時間を作るようにすると、自分の考えを持てるようになりますよ。
6-5. 嫌なことを言われても我慢する
嫌な事を言われても我慢するタイプの人は、マウンティングされやすいです。
マウンティングする人の「自分の意見が絶対」という認識を強めてしまうからですね。
自分を大切にしてくれない人には、こっちも相手を大切にする必要はないと割り切ることが大切です。
7. マウンティングされた時の対処法8選
気をつけていても、マウンティングされてしまう時もありますよね。
そこで、ここからはマウント取る人の対処法についてご紹介します。
7-1. 関わりは必要最低限にとどめる
関わりを最低限にとどめることで、マウンティングされ率をグンと下げることができます。
接触回数を減らして、強制的にマウンティングを避ける感じですね。
ただ、同じ職場や同じチームだと厳しい場合も。
飲み会や仕事終わりのお茶など、仕事以外の時間は断るなどして接触を減らしましょう。
7-2. 相手の自慢話に反応せず聞き流す
マウンティングされた時は、反応せず聞き流しましょう。
思うような反応が得られないため、つまらなさを感じて他にいってくれるからです。
この方法は、相手との関係性も壊さずにマウンティングを避けられるのでおすすめ。
7-3. 相手を否定しない
相手を否定しないことも大切です。
否定すると反撃してきて厄介ですからね。
「認められたい」という気持ちを逆なでするような行動は逆効果と考えましょう。
7-4. 敵と思わせないようにする
マウンティングしてくる時点で、あなたはライバル視されている可能性が高いです。
敵だと思わせないようにしましょう。
- 困ったら頼る
- 分からないことは低姿勢で聞く
といった行動をとることで、「味方だから攻撃しなくてもいいか」と思われます。
7-5. 相手に自分の情報を与えすぎない
マウンティングを避けるには、自分の情報を与えすぎないことです。
情報があると、なにかにつけてマウンティングしてきます。
プライベートで嬉しい事があると話したくなる気持ちもわかりますが、グッと堪えて話さないようにしましょう。
嬉しい出来事は親しい人に話した方が喜びも倍になりますよ。
7-6. 客観的に自分の状態をみる
マウンティングされると、感情的になりがちです。
「どうしてこの人はこうなんだろう」と思っても、変えられません。
事実は一つ、解釈は無数という言葉があるように、自分自身が選択した答えによって感情は変えられます。
「マウンティングしないといけないかわいそうな人なのか」と思考を転換してみましょう。
7-7. 軽くけん制する
マウンティングされて辛いなら、軽くけん制するのもいいでしょう。
「それマウンティングですよ~」と冗談っぽく伝えてみます。
けん制するのが苦手な人は、職場で上手にけん制できている人をマネしてみましょう。
できている人のマネをするのが一番手っ取り早いですよ。
7-8. 親しい関係ならハッキリ伝える
マウンティングしてくるのが親しい友達なら、ハッキリ伝えてみるのもいいかもしれません。
もし、ハッキリ伝えてみても状況が変わらないなら、相手との関係性を続けるかどうか考えてみてはいかがでしょうか。
「ずっと前から関係を切りたいと想っていた相手だった」と気付くかもしれません。
8. マウンティングしてくる人にやってはいけないNG行為は?
マウンティングされると、つい冷静さを失ってしまうものです。
そこで、ここからはマウンティングしてくる人にやってはいけないNG行為について解説します。
8-1. 感情的になる
マウンティングされたからと感情的になるのはNGです。
相手と感情的にぶつかることになり、関係性が悪くなる恐れがあります。
今後も関係を続けたい相手なら、自分を客観的にみて冷静に対処しましょう。
8-2. 相手の揚げ足を取る
相手の揚げ足を取るのは逆効果です。
自分が否定されたと感じてさらに攻撃してくるでしょう。
- 聞き流す
- 相手はプライドが高いのだと認識する
こういった認識・態度が大切です。
8-3. マウンティング仕返す
マウンティングされると仕返ししたくなるものですが、堪えてください。
かえって状況が面倒くさくなるだけです。
先ほどご紹介したマウンティングされた時の対処法をやってみましょう。
9. マウントに負けないためには?
「マウントされても負けない強い心が欲しい」と思う人もいるでしょう。
ここからは、マウントに負けないための方法について解説します。
9-1. 他人との比較をやめる
まずは、他人との比較をやめることです。
自分の幸せに目を向けられていれば、マウンティングされても気にしなくなります。
- 何をしている時が一番幸せか
- 時間がなくてもやりたいことは何か
こうした点にフォーカスしてみることで、自分なりの幸せに気付けますよ。
9-2. 相手は精神年齢が低いと理解する
マウンティングしてくる人は精神年齢が低い=「だからしょうがないか」という思考に変換することです。
たとえば、小さい子供が「バーカ」と言ってきても、「まあしょうがないか」となりますよね。
それと同じ感覚です。
9-3. 相手の頼みは全部聞かなくてもいい
優しい人は、相手の頼みを全部聞こうとします。
「自分の事よりも相手の事を優先しなきゃ」という思考があるからです。
その人は、あなたと同じようにあなたの頼み事を聞いてくれますか?
あなたの事を大切にしてくれない人の事は、あなたも大切にする必要はありません。
10. 無意識なマウントをやめたい!マウントしないためには?
マウンティングされると、「自分はマウンティングしないようにしよう!」と思いますよね。
でも、マウンティングには無意識下で行われているものもあります。
マウンティングしないためには、自分の行動や態度がマウンティングの特徴に当てはまっていないか確認することが大切です。
一人時間を作ったときなどに、自分の行動や態度を思い返すといいでしょう。
11. マウントしてくる人と上手く付き合うためのアドバイスをもらおう
毎日顔を合わせる人だと簡単に関係を切れないため、上手く付き合っていく必要がありますよね。
そんな時は、「LIVEフォーチュン」に相談してみましょう。
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占い師に相談して的確なアドバイスをもらいましょう。
12. まとめ
今回は、マウンティングする人の心理とターゲットの特徴、マウントを取る人の特徴などについて解説しました。
マウンティングは相手よりも優位に立とうとする行為です。
しかし、マウンティングする行為の裏側には劣等感や自信のなさ、コンプレックスなどの負の感情があるのも事実。
「かわいそうな人なんだ」と思って対処することで少しは冷静に対応できそうです。
ただ、マウンティングしてくる人の行動がエスカレートしていたり、対処法をやってみても状況が良くならない場合は迷わず誰かに相談してみましょう。
こちらの記事がマウンティングで悩んでいる人の役に立てば幸いです。